こんにちは、アジョシランナーのカンです。
ランニングシューズといえば、どこを見ても厚底ですよね。僕はぜんぜん履きこなせないんですけど…
こんな厚底全盛にもかかわらず、はだし感覚のシューズをお探しのあなた
今回は、きねや足袋のランニング足袋「無敵」で6か月間で500キロ走ってみた結果をお届けしたいと思います。
購入に迷われている方や興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
こんな方におすすめ
・走るとどこかが痛くなる
・走りながらフォームを矯正したい
・走力をアップしたい
ランニング足袋「無敵」ってどんなシューズ
きねや足袋という足袋メーカーさんとはだしでフルマラソンを2時間45分で走られるプロランニングコーチの高岡尚司さんが共同開発されたシューズです。
このシューズの特徴は、はだし感覚を追求され、職人さんが足袋に5mmの天然ゴムソールを手縫いされていて、重量はなんと195g(27.5cm)とかなり軽量です。
コンセプトは、人間本来の走り方を取り戻すツール、走り方の改善のサポートになるシューズだそうです。
見た目が足袋なので、ランニングしているとすれ違いざま足元をジロジロ見られます。そのうち慣れますけどね(笑)
6か月使ってみた結果は?
僕は、すばらしい矯正用シューズだと思います。
理由は、眠っていた足の感覚が戻ってきているのが目に見えてわかるからです。
また薄い5mmのソールで地面の衝撃をまともに受けるので、いい走り方をしないとどこかが痛くなるのでフォームのチェックになります。
このシューズに出会うまでは、外反母趾と偏平足でさらに足指はくっついて全然開きませんでした。
「無敵」は、つま先が広くなっているので足指の締め付けがなく、ランニング中に足指を使うので、外反母趾も偏平足もかなり改善されてきました。今では足指も「パー」ができるくらい広がるようになりました。
ランニング記録の方にもいい影響があり、アラフィフでも自己ベスト更新を連発できています。
この出会いで僕のシューズの概念が完全に変わりましたね。
なぜ、はだし感覚のシューズを履こうと思ったのか?
きっかけは、はだしでランニングしたことですね。
理由は、前述の外反母趾や偏平足に加え、カラダの左右差がずっと気になっていました。もしかすると、はだしで走ったら治るかもってひらめいたんです。
さっそく、公園で雑草の上をはだしで1時間くらい走ってみたら、解放感というか、童心に帰ったというか、とにかくめちゃくちゃ気持ちよかったんですよ。これからベアフット(はだし)ランナーになろうかと思いました。
しかし2回目のはだしランの時に問題発生です!痛いなと思いながら走ってしたら、足裏にキズが😢。ちょっと雑草の上を走っただけでケガしてるようでは、道路なんか絶対無理や⁉これはあかん、これでは長続きしないなと思い、はだし感覚のシューズを探すことになりました。
さっそく、スポーツ店や靴屋で探してみたものの何を買ったらいいかさっぱりわからない、価格も1万円以上するものばかりで高いな~どうしようと悩んでいました。そんな時に、僕が愛聴している「Voicy」という音声サービスのパーソナリティ高岡尚司さんが「無敵」は価格もお手頃で初心者におすすめと言われていたので、即購入しました。まさにドンピシャのシューズに出会うことができました。
ランニング足袋 MUTEKI 無敵 25-30cm ブラック メンズ 二股靴 シューズ KINEYA きねや 価格:5,500円 |
どんな感じで使ったのか?
・最初はウォーキングで1週間くらい使用
ウォーキングからスタートし、なんと初日につま先が引っ掛かって、先っぽが破れてしまいました😢
歩き方から問題ありでした。その後は足裏から着地するよう気を付けて歩くようにしました。
ウォーキングではどこかが痛くなることはありませんでしたが、ソールが薄いので小石を踏んだときは「痛っ!」ってなってましたね(笑)
・1週間後あたりからランニング開始
まずはキロ6~7分くらいのゆっくりペースで5kmのランニング。さっそく「無敵」の洗礼を受けることになりました。ふくらはぎとアキレス腱が強烈な筋肉痛に、これはかかとで着地(ヒールストライク)すると痛いのでつま先で着地(フォアフット)したからです。その後は、足裏全体(ミッドフット)での着地を意識して走れるようになっていきました。
その後、距離を10km、20kmと徐々に伸ばしていき、最長では5時間かけてフルマラソンの距離を走りました。さすがにそのときは、足裏がヒリヒリしてましたが筋肉痛ほぼなかったです。
そして約1か月でトータル300km「無敵」で走りました。着地も良くなり、足裏も鍛えられてかなり頑丈になっていきました。
・300km過ぎたころからペースアップ
1か月で「無敵」仕様の足になってきたので、キロ4分半~5分くらいにペースアップ。
すると筋肉への負荷が全然違い、またもやふくらはぎとアキレス腱の筋肉痛に襲われました。
このスピードで痛みが出ないようにするには、スピードに耐えうる筋肉にすることといかにいいフォームで走るかの2点が必要だと思います。
500km使ってみてどうなったのか?
「無敵」の耐久性ですが、個人差はあると思いますが結構頑丈だと思います。
しかしながら私は、走り方が悪いので、500kmくらいで左足中足骨(母指球と小指球の間)付近が薄くなり、しまいには穴があいてしまいました。穴から小石が入るので、自転車のパンク修理用のゴムで補修して復活しました。まだ他の場所は大丈夫そうなので、もうちょっと行けそうです。なんとか1000kmまではもたしたいですね~!
まとめ
ランニング足袋「無敵」で6か月間500キロ走ってみての結果をまとめてみると
・眠っていた足の感覚がよみがえり、長年苦しんだ外反母趾や偏平足や左右差も改善されてきた。
・足裏全体(ミッドフット)での着地ができるようになってきた。
・走力がアップし、フル・ハーフ・10km・5kmとも自己ベストを更新中です。
このシューズに出会い本来の走り方を見直すいい機会になったとホント感謝しています。
故障の多い方、左右差が気になる方、走力をアップしたいランナーさんは、試してみる価値はあると思いますよ!
最後までお付き合いありがとうございました!
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