【限界突破マラソン練習帳】サブ315にチャレンジ 奈良マラソン レース結果

フルマラソン

こんにちは、アジョシランナーのカンです。

僕は2022年3月に念願のサブ3.5を達成しました。それまで自己流の練習法でここまで来れましたが、その先のサブ3を達成するためには、正直限界を感じていました。色んな本を読み漁り、ネット情報などもチェックしていましたが、なかなかしっくりくるものに出会えていない状況でした。

そんな時、偶然出会った1冊が岩本能史さん著【限界突破マラソン練習帳】です。ランニングを始めて味わったことのないワクワク感でした。そのとき、今シーズンはこれで行こうと決めました。

第1弾では、2022/8/29から10週間のトレーニングを経て、11/6開催「大阪・淀川市民マラソン」でサブ315に挑みましたが3時間32分と撃沈

さて今回、第2弾で11/9から5週間のトレーニングで12/11開催「奈良マラソン2022」に挑みます。さあ結果はどうなったでしょうか?

「奈良マラソン」とは

今回出場の「奈良マラソン」は、関西4大マラソン(大阪・神戸・京都・奈良)の1つで、コースは、奈良の観光地(奈良公園・東大寺・平城京跡)をめぐり、奈良の魅力を味わいつつ、天理方面へ向かう道のりにはモンスター級の激坂があったり、天理大学の中を横切ったり、天理の雰囲気を味わったりとなかなか見どころ満載のコースになっています。

とても人気の大会で獲得標高が353mと主要なマラソン大会では上位の難コースにもかかわらず、申込は毎回クリック合戦が繰り広げられているそうです。今回はコロナ禍ということで翌日でもすんなり申込できました。また沿道からの声援がすごいのと運営がとても素晴らしいので安心して参加できると思います。

コースの難易度は、とてもアップダウンが激しいので記録を狙うのは難しいようです。ゴール予想タイムは、フラットなコースにプラス10分くらいが目安になるそうですよ。坂の攻略がポイントになってくると思います。

気候は、12月2週目で最高気温が10℃前後と走りやすい気候ですが、最低気温が2℃くらいなのでスタートまでの寒さ対策も必要となります。

奈良マラソン2022
「奈良マラソン2022」公式Webサイトです。

レース当日

起床は、スタート4時間前の5時。熱めのシャワーで毛細血管を開き、朝食にヨーグルト、バナナ、りんご、きなこ餅4個、菓子パン2個、経口補水液500ml、BCAAサプリ、電車の中と会場できなこ餅2個で合計1284calの摂取。会場へは地下鉄と近鉄を約1時間乗り継いで8時前には会場入りしました。

スムーズに受付を済ませて、手荷物も預けDブロックのエリアへ、気候もちょうどいい感じでワクワクしてスタートを待ちました。

レース戦略&補給食

レース戦略は、第1弾の大阪・淀川市民マラソンの時と同じく「限界突破マラソン練習帳」のラップ通り5kmを23分30秒で入り、10kmから23分のレースペースで、25km以降は22分30秒にペースアップするネガティブスプリットで行こうと思います。多分後半は坂の影響で落ちるとは予想しておりますが、行けるところまで行ってみようと思います。補給食もジェルとBCAAサプリを準備。以下表のようなタイミングで摂る予定です。給水は7,8kmに1回ペースで行きたいと思います。

ラップ通過タイム補給食
スタート30分前ジェル・BCAA
5km23’30”
10km23’30”47’00”
15km23’00”1’10’00”ジェル
20km23’00”1’33’00”BCAA
25km23’00”1’56’00”ジェル
30km22’30”2’18’30”BCAA
35km22’30”2’41’00”ジェル
40km22’30”3’03’30”
42.195km9’53”3’13’23

結果は?

さて結果は!!

なんと3時間24分24秒で自己ベスト更新!サブ315達成とはなりませんでしたが難易度タイム10分を差し引けば、3時間14分24秒!!とサブ315相当の実力は証明されたとも言える結果でした。

レース内容は、晴れでほぼ無風、スタートの9:00時点で気温10℃と絶好のコンディション。寒すぎることもなくいい感じでスタート出来ました。

スタートからの長い下りは、高ぶる気持ちを押さえて、ちょっと遅いくらいゆっくり入りました。その後16kmくらいまで続く比較的フラットなルートは、設定通りのラップを刻めました。

そして、いよいよ第1関門の激坂!約2kmの登り、まだ余力もあったのでスイスイ登り切った。峠走の成果かな。登り切ったら次は約3kmの下り(帰りは3kmの登りになるけど)、練習通り地面に垂直になり思い切り下った。21~22kmのラップは最速の4’05″を叩き出していました。

天理大学のキャンパスを抜け、天理市街へ、25kmで折り返し、天理市街をめぐり復路へ、28km過ぎから第2関門の激坂!行きにぶっ飛ばして下った約3kmの登り、疲労もたまってきていてかなりきつくなってきた。峠走の練習を思い出して姿勢を正し、顔を上げて踏ん張りました。

そして奈良公園へ向かって北上し、鹿を横目に奈良公園を抜けて、ゴールのロート奈良鴻ノ池競技場へ、最後の1kmの登りもきつかったが沿道の応援から力をもらい、最後まで大崩れすることなく3時間24分24秒でゴール!このタフなコースで自己ベストを3分も更新できたことは、とても自信になりました。やはり3週連続での峠走が利いていると感じた。とても楽しい42,195kmでした。

目標ラップ目標通過タイム結果ラップ結果通過タイムコメント
5km23’30”23’56”だいぶ押さえた
10km23’30”47’00”23’28”47’24”予定通り
15km23’00”1’10’00”22’41”1’10’05”少しペースアップ
20km23’00”1’33’00”23’56”1’34’01”登りで少しペースダウン
25km23’00”1’56’00”22’53”1’56’54”下りで挽回
30km22’30”2’18’30”24’38”2’21’32”脚に疲れが
35km22’30”2’41’00”24’48”2’46’20”なんとか踏ん張る
40km22’30”3’03’30”26’43”3’13’03”沿道の声援で力もらう
42.195km9’53”3’13’2311’21”3’24’24”最後の登り頑張った

レースの振り返り

今回のレースでは、あわよくばサブ315と思ってスタートしましたが、さすがに激坂モンスターが許してくれませんでした。でも自己ベストを約3分更新し、最後まで大崩れせずゴールできたことには、手応えを感じています

コンディションがよかったこともありますが、「限界突破マラソン練習帳」でのポイント練習である「峠走」と「15kmビルドアップ」の効果を今回のレースで実感出来たと思います。

今回のレースでの課題もよかったこともたくさんあったのでまとめてみました。

課題と対策

・25km以降ペースが上げれなかった
→坂での疲労が大きな原因だと思う。まだまだ練習不足。

・レース後、両脚前ももと右脚のアキレス腱が痛くなった
→フォームに原因があると思う。脚の着地や腕ふりに左右差があるので改善する必要がある

・エネルギーは足りていたのか?
→後半ペースが上げれなかったのは、エネルギー不足も原因のひとつと思われるので朝食か補給食での糖質量を増やす必要があるのでは。

よかったこと

・坂をうまく走れた
→3週連続の峠走で坂への抵抗感がなく、自信を持って走れた。

・補給食を予定通り摂取できた
→ジェルは、スタート30分前、15,25,35kmできっちり摂れた。BCAAはエイドで水とうまく飲めた。

・最低ラインの3時間25分を切れた
→25km以降失速したけど、キロ5分半までに留めれたことと最後の登り1kmでもペースアップ出来る余力があり、このタイムで走れたことは、とても自信になった。

まとめ

今シーズン2レースが終わり、目標のサブ315は達成できておりません。残すは、本命レースの2023/2/26の大阪マラソン。「限界突破マラソン練習帳」での練習を継続し、今度こそサブ315を達成したいと思います。乞うご期待を!

最後までお付き合いありがとうございます。今回は「奈良マラソン」の結果をレポートさせていただきました。次回は「大阪マラソン」のチャレンジをレポートさせていただきます。

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